{{ウレタン塗膜防水は液体状のウレタン樹脂を使用するため、複雑な形状の屋上や空調設備の室外機などの障害物のある屋上でも施工が可能で、その継ぎ目のない綺麗な仕上がりと10年強の高い耐久性で多くのお客様から好評をいただいている防水工法です。施工には「密着工法」と「通気緩衝工法」の２種類がありますが、当社は「通気緩衝工法」を推奨しております。この工法では下地とウレタン層の間に通気シートを設置することで空気の通り道をつくり、時間の経過とともに下地のコンクリートから滲み出る微量の湿気や水分を脱気筒から排出することができ、より安定した防水性を長く保つメリットがあります。}}

{{塩ビシート防水はウレタン防水と比べて施工期間が短く、耐用年数も10年〜20年と長く、広い面積の屋上に適した防水工法です。従来はゴムシートの密着工法が主流となっていましたが、当社は耐候性・耐摩耗性に優れた塩化ビニール材のシートと「ハイブリッド工法」を推奨しております。この工法では平場の下地に先ず通気シートや断熱材をディスク状の金具で固定させ、その上から防水シートを金具に加熱接合させます。これによって強風にも耐えうる構造になり、立ち上がり部分にウレタンを塗膜することでシート防水とウレタン防水の長所を両立させ、建物のライフサイクルにわたっての改修費も抑えることができます。}}